1月にやった自主開催セミナー「酒プロフェッショナルコース」。
実は、毎年2月にもセミナーをやっているんです。

 

それは「酒プロフェッショナルコース」の卒業生を対象にした
ずばり「酒プロフェッショナルコース・レベル2」!

 

基本的なことだけじゃなくて、
もっと細かいことまで知りたい、もっともっと利き酒の練習をしたい、
という卒業生たちの声に応えて、3年前に始めたコースです。

 

まだ始めたばかりだというのに、定員20名の限定募集のこのコースに、
みんな世界中から焦点をきっちり合わせてやってきてくれます。

 

まぁ、実際に何をやっているのかは......ちょっと企業秘密ですが(笑)。

基本コースよりも、バラエティーに富むように心がけていて、
ゲストスピーカーをお招きしたり、もちろん酒蔵見学も。

 

特に今年は、ハワイからやってきたマイク氏の熱心な提案により、
夜の居酒屋訪問の際、お店の料理長にお願いして、
「食事とsakeの相性を探る」――そんなレッスンも取り入れてみました。

 

参加者たちがやってみたいことや、こうした方がいいと言ってくれること、
本当にありがたいです。

そこからいろんなアイディアが生まれて、次につながっていく。

 

教科書として使うマニュアルも、まぁ僕がつくっているわけですが、
毎年、改善ポイントを指摘してもらえ、翌年にはより良いものができあがる。
うれしいことです。

 

楽しく、多いに学んでもらうということ。
それはつまり体力的には結構大変なことで、朝早く、夜は遅い......のは当たり前。
飲みすぎて睡魔に襲われても、ただ置いていかれるだけ?!

 

「えぇ~ッ、観光とかないの?!」「そんなのキツ~い」
などと後から言われないために、
すでに申し込みのときに覚悟を決めてもらっています。

 

そう、「レベル2」コースは、まさに「sakeブートキャンプ」なのです!

 
 レベル2のセミナーでの利き酒。基本を学んでいるので落ち着きがあるものの、好奇心は倍増だ。

 

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 「天青」の蔵元、神奈川県茅ケ崎市にある熊澤酒造へ。酒蔵見学にご満悦の笑顔、笑顔、笑顔!

 

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ちょうど発売中のdancyu3月号「日本酒絶好調宣言」の中でお届けした
「課外dancyu〔食中酒考〕炭の宴編」。

 

あのイベントのとき、僕は「山藤 広尾店」でいただいた炭火焼きのお肉や野菜に、
心底、感動しました。

 

いやぁ、特に、野菜の味!

 

どっしりとした野菜の旨味が伝わってきて、
東京のど真ん中にいるというのに、
何故かひゅーんと自然に帰ったような気がしたのです。

 

それ以来、常にそのことが頭の片隅にあって、
家でも手軽に"野菜の味や旨味"を楽しめる方法を考えていました。

 

もちろん我が家の、外グリルや七輪で。

 

野菜をオイルコーティング(dancyuの記事、ご参照ください!)してから焼けば、
あのときの味が少しでも、もしかしたら再現できるかもしれない......!

でも、そう毎日毎日BBQグリルの前に立つわけにもいかず。

 

これはちょっと思考を変えて、蒸す? 焼く? ゆでる?
などと、いろいろ思いを巡らしていたときに、
ふと「そういえば、我が家にはオーブンがなかったな」と思い出し......
「思い立ったが買いどき」ということで、
いきなり我が家に小さなコンベクションオーブンがやってきました!

 

結局、炭火焼きとはまったく関係のない方向へ行ってしまいましたが(笑)、
せっかく買ったので、張り切ってオーブンデビューです。

 

付属品としてピザストーンがついてきたので、
イタリアの血も流れている僕としては、まず手始めにピザから挑戦。

でも、普通のピザでは日本酒に合いそうもないので、
前に友人にご馳走になったことがある"和風ピザ"で決まり。

 

いろいろやってみました。

地元のしらすを使った"しらすピザ"
"照り焼きチキンときのこのピザ with 紅しょうが"
"海老とアボガド+しょうゆマヨのピザ"......

 

中でも僕が特に気に入ったのは"鶏ひき肉+ねぎ+味噌マヨのピザ"でした。
一緒に飲んだ四合瓶もあっという間にカラに!!

 

ピザブームはしばらく続くと思うので、
我が家に遊びに来る友人たちには、
毎回頑張ってピザを食べてもらうことになりそうです。


▼僕の一番のお気に入り"鶏ひき肉+ねぎ+味噌マヨのピザ"

 

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今年もこの時期の恒例になっている、僕の自主開催セミナー
「酒プロフェッショナルコースin東京&関西」が無事に終わりました!

 

今回も、いろいろな国から21名が参加してくれました。

5日間の日程で、東京で利き酒を含むセミナーが3日間、
そして関西へ移動して酒蔵見学などを2日間。

初日は、お互いに知らない人同士でぎこちない参加者たちも、
コースの最終日にはすっかり打ちとけあい、
まるで古くからの友人たちのように楽しそうにしています。

偶然にも、この年の、このセミナーに集まった参加者たち。

彼らに共通する点はただひとつ。

「日本酒をもっと知りたい」ということだけ。

せっかく世界中で一番美味い日本酒が飲める国にやって来るのだから
「自分の舌でより多くの酒を味わってもらいたい」
という僕の願い&企画で、連日利き酒が予定してあり、
セミナー開催中の5日間はまさに体力勝負!

その5日間をともに乗り越え、最終日にはテストまでこなし、
セミナー終了後には「お疲れさま!」と労をねぎらい合っていました。

 

みんな、それぞれの国へ戻っても、
この共に過ごした5日間を糧に、
日本酒の普及のために頑張ってほしいものです。

で、毎年感じるのが、
それぞれの年ごとに受講者たちに"グループの特徴"というか"クセ"みたいなものが、
かなりはっきり見える、ということ。

これがなかなか面白くて、本当に偶然、各国から集まったにもかかわらず、
ちゃんとその"傾向"みたいなものにまとまるから不思議です。

ちなみに今年の参加者たちはというと......
「歴代ナンバーワンと言えるほど、よく飲む」わりには、
「時間にかなりしっかりしている」人たちでした(笑)。

しかも、日本は初めて、という人が多くいたのですが、
「夜は、渋谷のどこどこの店に18時30分に集合!」と言うだけで
セミナー後を自由行動にしても、
ちゃーんと迷いもせずに集まってくれる人たちでした。

時間になっても現れない人とか、いきなり消えちゃう人とか、
おみやげを買いたいから予定を変更して買い物タイムにしてくれとか、
そういうことを言い出す人はまったくおらず。

おかげさまで、僕のストレスレベルもかなーり低く保てました。

そしてつくづく「本当に充実したセミナーになったぁ」と、
改めて思った次第です。

 

 

 

お正月の2日にアメリカ・オハイオ州クリーブランドから日本の自宅へ帰ってきて、
翌3日には、さっそく近くの神社へ家族と初詣に行きました。

 

その後は、もちろん「屋台めぐり」!

 

所狭しと並ぶ「やきそば」「お好み焼き」「たこ焼き」「やきとり」などの
おいしそうな屋台の数々......
ちょっと珍しいものに「ドイツのソーセージ」なんていうのもありました。

あぁやっぱり日本のお正月はいいなぁと、「やきそば」を食べながら思うのは
正統派じゃないかな。
本当は、お節料理やお雑煮を食べながらそう感じるべき、だとは思いますが......、
その話はさておきまして。

 

 

お腹もいっぱいになり、のんびりと帰路につく途中、
目抜き通りでガレージセールをやっているお宅を発見。

これ以上モノを増やすのはやめよう! と、
普段はあまりガレージセールやフリーマーケットなどに立ち寄らないようにしているんですが、
なぜか気になって立ち止まってしまいました。

 

と、そこには、(おそらく)錫でできた徳利とお猪口のセットが!!!
しかも「2000円」と書いてあって、どうしようかなぁと思案しているうちに、
ほかの方が手に取ったので、それはあきらめ......、
次に目にとまったのが、一合くらいの酒が入りそうなシンプルな徳利でした。

それは「300円」。

なんだか僕の手にしっくりきたので、すぐ買うことに決定。

僕は小心者なので(笑)、交渉云々は言い出す勇気もなく......
そのままの値段で売ってもらいました。

 

さっそく家に帰って使い始めると、
これが実に、最高に使い勝手がいいんです~~!

 

とくに最近は寒い日が続いているので、
夜になると燗酒が飲みたくなり、夕飯の前に一杯。
それから寝る前にも一杯。

量を多く飲むわけではないので、この徳利はとても重宝します。
一合って、本当にちょうどいい量ですね。
体がぽかぽか温まります。あぁ日本の冬はいいなぁ!

 

 

「300円」のガレージセール徳利。
まだまだ出番が続きそうです。

 

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▲ごく弱火でのんびりと......お燗つけ。

2009年の終わり、僕は実家に里帰り。

時間的には、日本とは真逆なタイムゾーン。

そして例年より多い雪。

 

冬のオハイオ州は昼間でも薄暗い日が続くので、里帰り初日から時差に悩まされ......
やっと時差がとれたと思ったら、日本へ戻る日です。

短くて慌しいだけの時季だし、時差にも悩まされるし、
そもそも遠いし、
いっそのこと日本でのんびりクリスマスとお正月を、と思いつつも......
"やっぱり"と思い立って飛行機に乗り込む。
元気な両親と兄弟の顔が見られるのは、本当に幸せなことです。

そして12月31日は、年越し蕎麦ならぬ、お母さん手作りのミートボールパスタで2009年を締めくくり。

 

 

また、年明け早々には、また世界各国から参加者が東京へやって来る
「酒プロフェッショナルコース」もあります。

続いて、そのコースの卒業生たちを対象にした「レベル2」のコース、
アメリカからの業界関係者の「酒スタディツアー」、
世界のどこにいても日本酒が学べるよう「ダウンロードできる教材」をつくること、
まだ構想だけだけれど、ヨーロッパでの「酒プロフェッショナルコース」の開催などなど。

 

2010年の僕の「やること」と「やりたいこと」のリストは、もういっぱい!

でも、仕事にかこつけてばかりいると、疲労困憊したり、
体を壊してしまったら元も子もないので、
公私のバランスをとりながら、今年も元気に日本酒とつきあって行きたいものです。

皆さんも、どうぞ充実した2010年をお過ごしください!

 

1001b-3.JPG                       実家のクリスマスツリー。身長173㎝の僕も見上げるほど大きい!

 

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                                           雪が降り積もったウッドデッキ

 

 

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                                 僕にとっては"おふくろの味"のミートボールパスタ

プロフィール

ジョン・ゴントナー John Gauntner
1962年、アメリカ・オハイオ州クリーブランド市生まれ。88年、文部省主催の「JETプログラム」で来日し、神奈川県の公立高校で英語を教える。その後、エンジニアとして勤務する傍ら、日本酒を海外へ紹介する活動を開始。98年よりその日本酒の普及活動に専念する。現在は日本酒輸出協会理事、日本酒輸出のコンサルティング、国内外での講演、新聞や雑誌への寄稿、在日外国人のためのSakeセミナーなどを精力的に行なう。著書に『The Sake Handbook』(英語)などのほか、『日本人も知らない日本酒の話』『日本酒がうまい大人の居酒屋』がある。

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