2009年4月アーカイブ

春は東京のあちらこちらで「利き酒」のイベントが開かれる。

 

 

 

 

業界向けのものがあれば、一般の人向けもあり。

おいしい食べ物が所狭しと並べられている会もあれば、

ストイックに酒だけを紹介する会もある。

 

例えば13時~17時まで、長い時間を開催していて、

いつでもご都合のよい時にお寄りくださいといったものもあれば、

2時間の限られた時間内で思う存分楽しんでください、

というスタイルの会もある。

 

 

 

 

 

先日の僕の一日は、こんなスケジュールだった。

 

 

 

午前中、東京入り

   

宮坂醸造「真澄」の利き酒会に行く

   

知人と酒に関する打ち合わせ

   

太田商店という酒問屋さんの試飲会「太田 酒EXPO」へ

   

また、酒がテーマの別な打ち合わせ

   

王子に移動して、栃木県酒造組合イベント「新世代栃木の酒2009」へ

   

僕の師匠の松崎晴雄さんと奥さん、藤田千恵子さんとカレーを食べに行く

   

帰ったら12時半だった......

 

 

 

 

なんだか楽しそうなスケジュールですが、意外と体力を消耗する利き酒――。

帰宅したらヘトヘトになっていました。

来月には47歳になりますから!

20代の頃みたいに、どんなに疲れようとも次の日はへっちゃら!

という時代が懐かしい今日この頃。

 

 

 

 

最近は、とりあえず毎日ウコンを飲んでます。

 

 

 

アメリカに、日本酒だけを扱う「日本酒専門店」があるのをご存じですか?

 

 

 

ビールやワイン、その他の酒は扱わず、置いてあるのは日本酒(・・・)だけ(・・)。
日本にもありそうで、でも、なかなか巡り合えないですよね、そういう店は!

にもかかわらず、アメリカには何と(!)そういう店が3軒もあるのです。

 

 

 

まず最初にできたのが、サンフランシスコの「TRUE SAKE」。
ボー・ティムケンさんという日本酒をこよなく愛するオーナーが経営しています。

 

それからシアトルの「sake nomi」。
ジョニーさんとたい子さんご夫妻が切り盛りしている店で、
気軽に試飲できるコーナーも設けてあります。

 

それとニューヨークの「SAKAYA」。
リックさんと裕子さん(ヒロコさん)のご夫婦が、満を持してオープンさせた店です。

 

 

どの店にもホームページがあるので、ぜひご覧になってみてください。

 

 

酒の管理のよさはほぼ完璧な上に、日本の酒屋さんとは一味も二味も違う
店内の陳列や雰囲気などがよくわかると思います。

 

 

 

どの店も、オーナーがまず日本酒をよく勉強しています。
ありとあらゆる酒を試飲し、アメリカの人にも本当の日本酒を知ってもらいたい、
この美味しさをわかってもらいたい、という情熱を持ってオープンさせたのです。

世界的な不況の真っ只中、もちろんアメリカも大変だろうけれど、
日本酒を愛する彼らの勇気と挑戦が花開き、そして実を結び、
多くの種となってまかれ、さらに広まっていくことを僕は願っています。


TRUE SAKE
http://www.truesake.com/

sake nomi
http://www.sakenomi.us/

SAKAYA
http://www.sakayanyc.com/index.php

プロフィール

ジョン・ゴントナー John Gauntner
1962年、アメリカ・オハイオ州クリーブランド市生まれ。88年、文部省主催の「JETプログラム」で来日し、神奈川県の公立高校で英語を教える。その後、エンジニアとして勤務する傍ら、日本酒を海外へ紹介する活動を開始。98年よりその日本酒の普及活動に専念する。現在は日本酒輸出協会理事、日本酒輸出のコンサルティング、国内外での講演、新聞や雑誌への寄稿、在日外国人のためのSakeセミナーなどを精力的に行なう。著書に『The Sake Handbook』(英語)などのほか、『日本人も知らない日本酒の話』『日本酒がうまい大人の居酒屋』がある。

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