2009年5月アーカイブ

僕は今、アメリカ出張の真っ最中。

 

 


今回はシアトルから入って、ポートランド、ラスベガス、ニューヨーク、
ミネアポリス、シカゴを回る旅です。

 

 

 

そして今はちょうどニューヨーク。
この街には四晩滞在するので、やっとホッとできているところなのですが、
ここに至るまでの西海岸の都市では、一晩ごとに移動となり、
まさに駆け足状態だったのでした。

 

このアメリカ行脚の目的は、日本酒の販売促進の営業を兼ねて
もっとSAKEをよく知ってもらうためのセミナーを開催することにあります。
対象は業界関係者なのですが、
どの都市のセミナーでも80人以上の人が集まってくれ、
たくさんの人が、本当に熱心に「日本酒を知りたい」と思ってくれているのが嬉しい限りです。

熱心だから、みんなもっと勉強したがっている。
勉強したいのに、アメリカで学べることには限界がある。
日本に行くのがいいんだろうけど、そうそう簡単に行けるわけでもない。
だから「フラストレーションが溜まる」と嘆いている人もいた。

 

 

 

 

そういう状況を何とかしたい、と今の僕は切に思っている。

 

 

 

 

"勉強"などと言っても、日本酒はとにかく自分の口で飲むことが大切。
そして、酒蔵へ、居酒屋へ、実際に足を運ぶのが一番なんだけど、
それを簡単にはできない人たちのために
何かいい方法がないものか、考えをめぐらせているところだ。

 

 

 

 

この世界的な大不景気で、ラスベガスのレストランなどでは
高級ワインの値段を30%くらい下げているらしいのですが、
日本酒の値段は据え置きのまま。
中には、ちょっと値段が上がっている銘柄もあったりする。
日本酒の人気は相変わらずなのです。

 

だからこそ、「そこにビジネスチャンスあり」と思う人が多いのも
うなずける、というもの。
それに何より、まだまだ伝えたいこともたくさんある。

 

 

 

 

 

この出張で、僕の日本酒伝道師としての闘志にさらに火がついた!
そんな感じです!!


 

 去年、僕は岡山の農産酒蔵「竹林(ちくりん)」の丸本仁一郎さんにお世話になり、
酒米の王者、山田錦の米づくりを体験させてもらった。

 

 

 その田植えの帰り際に「自宅でもやってみますか?」と言われ、
数本の苗をお土産にいただき、
せっかくだからと実は自分でも育ててみたのだ。

 

 

発砲スチロールの箱の中で育てたわりにはうまく育ってくれて、
結果、一握りくらいの米ができた。

  2009blog0903-b04.JPG     

 

 

で、今年は、また丸本さんから苗をいただくのではなく、
去年の米を発芽させて、"ジョン・オリジナル"なる山田錦を
一から育ててみようじゃないか! ということに。

 

 

そこで東京にいらしていた丸本さんにわが家にお寄りいただき、
土のつくり方、発芽のさせ方を伝授してもらった。

 

2009blog090102.JPG 

今はまだ濡らした新聞をかぶせてあるけれど、
「数日たったらとってもいいよ」と言われている。

 

2009blog090202.JPG 

その後、何日くらいしたら発芽するんだろう...?!

 

 

早く芽が出ないかなぁ。

プロフィール

ジョン・ゴントナー John Gauntner
1962年、アメリカ・オハイオ州クリーブランド市生まれ。88年、文部省主催の「JETプログラム」で来日し、神奈川県の公立高校で英語を教える。その後、エンジニアとして勤務する傍ら、日本酒を海外へ紹介する活動を開始。98年よりその日本酒の普及活動に専念する。現在は日本酒輸出協会理事、日本酒輸出のコンサルティング、国内外での講演、新聞や雑誌への寄稿、在日外国人のためのSakeセミナーなどを精力的に行なう。著書に『The Sake Handbook』(英語)などのほか、『日本人も知らない日本酒の話』『日本酒がうまい大人の居酒屋』がある。

  • このブログを購読