2009年6月アーカイブ

先週水曜日(6月17日)、

僕は池袋サンシャインシティで開かれた「日本酒フェア2009」に行ってきた。

 

 このフェアが開かれるのは3度目で、日本酒造組合中央会が主催している。
今年は内容が前年よりも充実していて、とても素晴らしいイベントだった。

 

 フェアは二部に分かれている。
午前中に僕がまず足を運んだのは「公開きき酒会」。
広島で行われた平成20酒造年度の新酒鑑評会の審査に出された1000点ほどの酒の中から、
今回入賞を果たした半数ほどの酒を試飲できる。

 

 

 実は僕は、ほとんど毎年5月に広島へ行っていて、
鑑評会に出品されるすべての酒(約1000点!)をできるかぎり利くようにしている。


でも今年は、ちょうど鑑評会の開催日が、アメリカ出張から戻る日と重なってしまったのである。
なので、利き酒できるのは、今年は東京のこのイベントだけとなってしまったのだ。

その東京では入賞酒のみを試飲する。
といったって酒は456点もあるし、そのうち249点が金賞受賞酒だ。
かなりの量である。

 

 

今年の酒は、味わいが深く、香りも豊かだ。
しかし、ここ数年の中では、わりと香りが抑えられているように思えた。

午後は別会場で開かれていた、これまた中央会主催の「全国日本酒フェア」へ行く。
ほとんどの都道府県、またさまざまな団体がブースを出していて、その数は46もある。

 

 

この会場、僕にとっては"問題"あり。
というのも、利き酒をした後に吐き出す容器"吐き出し"が見つからなくて、
その結果、かなりの量の酒を飲んでしまったのである。


午前中の入賞酒の利き酒では、もちろんぜんぶ吐き出していたのだけれど、
どうしたってちょっとずつは体内に入っている。

 


そこに午後の試飲が加わって......、終わる頃にはすっかり上機嫌にできあがってしまったのだ。

 

 

帰り道、同じく東京駅方面へ向かうという秋田「天の戸」の柿崎秀衛さん、
岩手「月の輪」の横沢裕子さん、写真家の名智健二さんと一緒になった。

 

 


みんなでスカッと、ビールで喉の乾きを潤しましたとさ。

 

僕の酒専用冷蔵庫の中に、ここ10年間ずっと入っていた
栃木県・島崎酒造の長期熟成酒。

 

 

買ったときにすでに「十年」と書いてあった酒なので、
つまり10+10となり、20年もの間、熟成されていたわけです。

 

 

で、先日、めでたく(?!)結婚10周年を迎えたので、
家族で恒例の「焼き焼きタイム」。
そのとき、ついに開けて......飲んでみました!

 

 

 

  2009blog1101.JPG大吟醸だし、ずっと低温保存してあったので、
それはそれは美味しい、まろやかな酒。

 

しかし、300mℓの小瓶だったので、
その至福はあっという間に終わってしまいました。

 

次の記念日に向けて、また1本、熟成させてみようと思っています!
もちろん、今度は四合瓶です。

プロフィール

ジョン・ゴントナー John Gauntner
1962年、アメリカ・オハイオ州クリーブランド市生まれ。88年、文部省主催の「JETプログラム」で来日し、神奈川県の公立高校で英語を教える。その後、エンジニアとして勤務する傍ら、日本酒を海外へ紹介する活動を開始。98年よりその日本酒の普及活動に専念する。現在は日本酒輸出協会理事、日本酒輸出のコンサルティング、国内外での講演、新聞や雑誌への寄稿、在日外国人のためのSakeセミナーなどを精力的に行なう。著書に『The Sake Handbook』(英語)などのほか、『日本人も知らない日本酒の話』『日本酒がうまい大人の居酒屋』がある。

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