2010年6月アーカイブ

2010.06.25

酒サムライ

皆さんは「酒サムライ」をご存じでしょうか?

 

これは全国から集まった若手の蔵元さんたちの「日本酒造青年協議会」という会が、
平成17年(2005)から始めた、日本酒をもっと広く世界に伝えていこう!という
大きな夢をもった活動です。

 

そして毎年、その目的に沿った活動を精力的、継続的に行なっている人たちを、
日本だけでなく世界中の国から数人選び、「酒サムライ」として叙任しています。

 

嬉しいことに、僕も第一回目にこの「酒サムライ」の名誉を授かりました。

毎年、叙任式に合わせて、これまでの叙任者が集まり、
協議会の方々とも交流できる会が開かれます。

 

先日、僕は意気揚々とその会へ出かけていきました。

 

夕方5時頃、会が始まるのは確か7時だったな~と思いながら、
じゃあ、どこかで時間を潰すか......などと考え、
軽くビールでも飲むか、と思っていたところへ、プルルと一本の電話が。

 

出てみると、それは「浦霞」の佐浦さんでした。

佐浦さん「あの~、いつ頃おいでになります?」
自分  「え? あれ? というと!?」
佐浦さん「もう会は始まっているんですが......」
自分  「あれ!? 始まるのは7時からでは??」
佐浦さん「17時の間違いでは......!」

もう、顔から火が出るかと思いました!!!!!

 

のん気なことに僕は、17時を、夜の7時と勝手に勘違いしていたのです。
穴があったら......ハ・イ・リ・タ・イ......。

 

ビールどころじゃなくなって、僕はすぐさまタクシーを捕まえ、
その10分後には無事に会場で座っていました。

 

このたびは本当にご迷惑をおかけしました。
そして佐浦さん、お電話をくださりありがとうございました。

たまにあるんです、こういう"思い込み"。

 

これからは意地を張っていないで、書類や案内をいただいたときは
必ず「老眼鏡」をかけて確認しようと誓ったのでした。

 

*酒サムライのホームページもご覧ください!
http://www.sakesamurai.jp/

 

2年前から僕が挑戦しているプロジェクト(!!!)、
名づけて「鎌倉産山田錦」に今年もまたチャレンジしています。

 

2年前は、岡山県の丸本酒造の丸本さんに来ていただいて、
土をつくり、いただいた苗を一緒に植えて、秋まで育てました。
やがて無事に"一握りの山田錦"を収穫。

   

去年は、その収穫した米を、また丸本さんにお出でいただき、
発芽の方法を教えていただいて、またまたうまく秋の収穫にこぎつけました。

   

そして、今年の目標はッ!
ずばり「最初から最後まで一人でやってみること」にあります。
(といっても、丸本さんからは、土の種類やそのほかの細かなアドバイスを
すでにいただいてしまいましたが......)

 

で、まず、卵パックやプラスチックトレイに土を用意して種をまき、
大事に大事に温かいパッドの上にのせて、温度管理をしながら発芽に挑戦。

 

その後、うまく芽が出て苗に育ったので、
大きな鉢や箱に土を用意して、昨日、無事に移植しました!

当初、発芽に一番時間のかかったトレイの苗が、
なぜか一番太くて元気そうです。

 

これから必要なのは、太陽の恵みと十分な水分。

その他は何も使わないので、
考えてみればこれはれっきとした「オーガニック」?!

酒を造るほどの量は到底できませんが、
少しでも酒米の王者「山田錦」を育てる喜びを、
今年もまた味わっています。

まずは発芽。芽を出させるためには温かさが大切で、ヒーターで一定に温度管理する必要あり。

1006b-1.JPG室内のプラスチックトレイから屋外の発泡ボックスに移植。これで「鎌倉産山田錦」の田植えが完了。

1006b-2.JPG愛おしい苗。なぜか発芽で気をもんだ苗が一番丈夫そう。ゆっくり発芽したことがよかったのかな!?

1006b-3.JPG

プロフィール

ジョン・ゴントナー John Gauntner
1962年、アメリカ・オハイオ州クリーブランド市生まれ。88年、文部省主催の「JETプログラム」で来日し、神奈川県の公立高校で英語を教える。その後、エンジニアとして勤務する傍ら、日本酒を海外へ紹介する活動を開始。98年よりその日本酒の普及活動に専念する。現在は日本酒輸出協会理事、日本酒輸出のコンサルティング、国内外での講演、新聞や雑誌への寄稿、在日外国人のためのSakeセミナーなどを精力的に行なう。著書に『The Sake Handbook』(英語)などのほか、『日本人も知らない日本酒の話』『日本酒がうまい大人の居酒屋』がある。

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